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技などの団体戦に於いては、優勝チームに贈られるトロフィー優勝旗などが「チーム」にひとつだけ授与される為、プレイヤー個人に贈られるチャンピオンズリング(Champions ring)は、選手にとっての誇りとプライドの最高の記念品となっている。

 

MLBでは機構やリーグが公式に製作や認定する訳ではなく、球団が製作する一種の記念品である。

あくまでも記念品であり、授与基準は各球団に任されている。

だからといって価値が下がるという性質のものでもない。

 

実際にチャンピオンリングを持っているというだけで人だかりができるほどであるという。

 

大規模な授与式も行われ、多くの場合は優勝した翌年のシーズン最初のホーム戦の試合前に行われる。

 

チャンピオンリングでは、サイドパネルと呼ばれるリング側面彫刻に、選手個人名・背番号・シーズン中やプレーオフでの記録などを個人別に刻み込む為、全員がまったく同じデザインでは無い。

 

チームスタッフやオーナー、スポンサーもチャンピオンリングが配分されるが、それらも選手とは別デザインとなっている。ファン向けに販売されるレプリカも別のデザインの場合がある。

 

「記録や文字を他人に見せる」為のリングなので、必然的に大型になる。

 

14ゴールドが主流だが、リングの総重量が50-80g程度がアメリカのチャンピオンリングでは標準的な重さである。

 

ロストワックス製法では文字や模様が凹んで表現されるが、金型製法だと文字や模様が出っ張って強調され、且つロゴマークなどの再現性が高い。

 

金型鋳造は硬貨や勲章等と同様な為、文字とマークを強調する事に適している。

ロストワックス製法では石膏を用いて鋳造する為、1個当り30gを越えるような重量のリングを複数個鋳造する事は、物理的に難しい。

 

選手のご家族からChampionship Ringを納める特別なケース製作依頼をいただいた。

 

それは母の夢を叶えた息子への母からの贈り物。

 

息子さんは、メジャーリーガーとして活躍されただけでなくチーム優勝が3回。

その際、球団からいただいたリングの専用ケースのオーダーをいただいた。

 

なんと息子さんもAERO CONCEPTをご存知だった。

 

息子さんが日本に一時帰国された際に弊社にてリングを採寸。

 

ダミーリングを製作したのちにケース構造を検討。

 

複数の製作案と構造パターンを作成し、母様とお打ち合わせのうえ画像のようなケース構造とした。

 

数多くのダイヤモンドジュエリーを纏うリングを痛めぬよう、上下のサポート構造はフリーに動く機能を搭載。

 

上下サポートはアルカンターラを纏う機能、また簡単にひらかぬようにケース本体はスクリュー方式とした。

 

アルミ削り出し鏡面仕上げのケースはとても豪華な仕様。

 

逸材の偉業に相応しい逸品を仕上げる機会を頂けた。

 

AERO CONCEPTのFlag shipとなる作品となる。

 

2023年はWBCでの日本優勝でMLBのニュースが毎日報道される日々となったが、このメジャーリーガーの方は、3回優勝。まさに先駆者。

 

日本人選手の活躍を今後も期待したい。

 MLB champion ship
Ring Case

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AERO CONCEPT  TOP

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mission

Ono inner-0032-2.jpg

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